大丈夫、積んでる

さうざんどますたーになれなくて

井上真偽「アリアドネの声」

震災により地下に取り残された女性を助けるため、ドローンで探索することになったが、その女性は見えない聞こえない話せない。どうやって誘導するか、と言うお話。
時間との戦い、優先順位の問題、一歩間違えたら終わるという緊張感。無理じゃないと言い続けても、次から次へと問題が発生していく展開に、作者は鬼だと思いました。
ラストは、そういうことかと全てがつながるミステリーに驚き。