面白かったなあ。
今回は、シェイクスピアの古書にまつわるお話でしたが、なんとなくしか知らなかったけど、なんとなく知っている分、栞子さんの説明が興味深く思える。
いつも思うけど、このシリーズで紹介される本を読みたくなりますね。その時代ならではの製本方法とかも面白い。
それにしても、今回の取引相手の意地の悪さと言ったらないなあ。ま、それだけに最後こらしめられて、ふふふと思うわけですが。
栞子と大輔の、それぞれの家族に関するお話が出てきたのは、ふたりの関係がより近いものになったからなんでしょうね。踏み出すためのきっかけとなり、迷うことはあったけれど、うまいこと言ってよかった。
シリーズとしては終わりのようですが、後日談がでるようなので、楽しみにしてます。
ビブリア古書堂の事件手帖7 ~栞子さんと果てない舞台~ (メディアワークス文庫)
- 作者: 三上延
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2017/02/25
- メディア: 文庫
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