生徒会長候補のひき逃げ犯を追うお話。
語り手の眉美が大変クズでした。はじめのころはもうちょっといい子だったはずなのに……でも、なんていうか、愛すべきバカ的な感じだから、楽しいんだけど。
生徒会長候補のひき逃げ犯を追ううちに、思いもよらぬ展開が待ち受けていましたが、楽しくもシリアスに感じたのは、美少年探偵団が「今」しかできないことだっていうことが見えてしまったからかなあ。
いつかは終わる時がくるというのは、わかっていることだけど、大人になるって言葉で終わらせるのは寂しい。
でも、だからこそ、今この時を全力でっていうのが、美少年探偵団らしくていい。
いやー、いいなー、これ。どこまで続くんだろう?