大丈夫、積んでる

さうざんどますたーになれなくて

ピエール・ルメートル「悲しみのイレーヌ」

もうね、読み始めた時点で不安しかないわけですよ。タイトルが「悲しみのイレーヌ」で、連続殺人の捜査を取り仕切る人の妻がイレーヌって名前なんですから。
そう意味では結末は分かっているも同然で、あとはどうなってそこに辿り着くかというお話でした。

ブラック・ダリア」等、実際に出版された小説が絡んでくるとか、捻りはあるけどそこまで引き込まれないかな、と思ってからの第二部で趣が変わる。一瞬、混乱した。すごいわ。

でもまあ、結末は……

これ続編があるらしいけど、どうするんだろ。