WORLD END ECONOMiCA(1) / 支倉凍砂
月生まれのハルは、上に上がる資金を手にするため、株に手を出したが、なかなか思うように稼げない日々が続いたとき、コミュ障だが数学の天才少女ハガナと出会って……というお話。
これはすっごい面白い。かなり分厚いけど、それでもまだ序盤って感じなんだよなあ。まんま株式市場のお話ですが、丁寧に書かれているので、わからなくても問題ないし、興味をひかれる内容になってるので、一気読みさせられたあげく、ここで終わり!?ってなって、ジタバタした。
コンピュータに向かって株取引をするという、動きとしては地味なんだけど、人助けというきっかけから始まって、夢に向かって進むところとか、冒険もののようなわくわくさを感じました。
ただ、どうしたってまっすぐに進もうとすると……っていうのが胸に痛い。
一度の失敗が彼ら彼女らをどうしていくことになるのか。これは続きを読むしかない。
WORLD END ECONOMiCA (1) (電撃文庫)
- 作者: 支倉凍砂,上月一式
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2014/12/10
- メディア: 文庫
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