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大丈夫、積んでる

さうざんどますたーになれなくて

ドイツェン宮廷楽団譜 嘘つき婚約コンチェルト / 永瀬さらさ

親の薦める婚約話を断るために、偽の婚約者という共犯者になった宮廷楽団の指揮者とバイオリニストのお話。

これは最高に楽しかった! 

幼いころ自分を救ってくれた人と再会するためにバイオリンを続ける主人公と、そんな主人公の演奏にダメ出しばかりするヒーローという、いわゆるケンカっぷるのやり取りが、たまらない。

特にクール系なヒーローなのに、音楽のために、恩ある人のために、一直線に向かうヒロインに振り回されて、でもそれが嬉しかったりするのを隠そうとして隠し切れないところとか、大変にやにやさせられます。主人公が想い続けてる恩ある人が誰かなんてのは、読者からしたらバレバレですからね。いやー、楽しい楽しい。

それぞれのおうちの事情はやや重いものがあったけれど、共犯者といってた関係がいつの間にか……な距離になっていく過程と、想いを音楽に乗せて伝えるシーンが、とてもよかったです。

素敵に楽しいラブコメでした。 

ドイツェン宮廷楽団譜 嘘つき婚約コンチェルト (角川ビーンズ文庫)

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