大丈夫、積んでる

さうざんどますたーになれなくて

いでおろーぐ!(5) / 椎田十三

反恋愛運動革命家たちによる戦いは、ついに文化祭で生徒会と対決することになりましたが、いったいどこが反恋愛なんでしょうねぇ! 甘酸っぱいやり取りばかりで、にやにやしちゃう。そりゃ周囲の人たちは、ふたりが付き合ってると思うわけですよ。

二人以外の部員たちも、反恋愛のためにあれこれ文化祭準備してたけど、結果としてこれめちゃめちゃ青春だったから、面白いったらない。

アジト陥落でショックを受けた領家を立ち直らせるために高砂が放った言葉は、もはや告白以外の何物でもないけど、あれをああいう形で納得?しちゃうあたりが残念な人たちというところでしょうか。

それにしてもラストは驚いたなあ。生徒会との対決が、ああいう形で決着するとは思いもしなかった。でもこれはうれしい誤算です。

とてもきれいに終わっていたので、最終巻かなと思ったけど、そうではないのかな。

いでおろーぐ!5 (電撃文庫)

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