恋人同士が修学旅行で距離を縮めようとしてたはずなのに、相変わらずすれ違っていくラブコメ。
面白いのはリア充側にいる天道と上原がこじらせていくことですね。
普通、ああいう考えになるのは、自分に自信がないからこそだと思うんですが、どうしたって共通の話題では他の人たちに勝てない(って言い方もおかしいけど)から、及び腰になっちゃうんだろうなあ。
逆にぼっちで友達が少ない側である景太とかは、数が少ないからこそ大事に思ってるんだけど、オタクな話以外ではからきしだから、言葉や行動が足りなくなってしまうんだよなあ。
ほんのささいなすれ違いが、少しずつ積み重なっていくことで、想いを伝えようとした時に崩れていくラストは、これまで以上に衝撃が強い。
一体どうなることやら。
っていうか、振られたことでスッキリしたと思ってる千秋だけど、もし仮に天童と景太が……なんて思ってしまったら、今の気持ちはあっという間に崩れるだろうから、おお怖い。

ゲーマーズ!7 ゲーマーズと口づけデッドエンド (ファンタジア文庫)
- 作者: 葵せきな,仙人掌
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2017/03/18
- メディア: 文庫
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