大丈夫、積んでる

さうざんどますたーになれなくて

ビブリア古書堂の事件手帖(7) / 三上延 

面白かったなあ。

今回は、シェイクスピアの古書にまつわるお話でしたが、なんとなくしか知らなかったけど、なんとなく知っている分、栞子さんの説明が興味深く思える。

いつも思うけど、このシリーズで紹介される本を読みたくなりますね。その時代ならではの製本方法とかも面白い。

それにしても、今回の取引相手の意地の悪さと言ったらないなあ。ま、それだけに最後こらしめられて、ふふふと思うわけですが。

栞子と大輔の、それぞれの家族に関するお話が出てきたのは、ふたりの関係がより近いものになったからなんでしょうね。踏み出すためのきっかけとなり、迷うことはあったけれど、うまいこと言ってよかった。

シリーズとしては終わりのようですが、後日談がでるようなので、楽しみにしてます。

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