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大丈夫、積んでる

さうざんどますたーになれなくて

おこぼれ姫と円卓の騎士(16) 反撃の号令 / 石田リンネ

クーデターから間一髪逃れたレティが、レティに仕えるものたちが、副題通り、反撃開始するお話。

いやあ、すごかった。制限された状態の中、わずかな情報をもとに、仲間を信頼して動くレティたちの行動に息をつくのが精一杯。

機会を作るために、コツコツと積み上げていっても、先を読まれて崩されていくけれど、ほんの僅かな綻びと、レティたちを信じる人達の力によって、綻びを広げていく手腕が素晴らしい。

むろん運もあるけれど、ようやく土台が出来上がって、一息つけました。ってところで、気づいたらエピローグ。一巻まるまる使ったのか。そんな長くないのに、読み終わったら、すっごい疲れたな。

どうやら次で決着がつくそうです。最終巻か。表紙の二人が、表紙のような関係を、隠すことなく作り上げられる未来でありますように。

おこぼれ姫と円卓の騎士 反撃の号令 (ビーズログ文庫)

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「貴方、わたくしのように面倒な身分と面倒な性格を持つ女性を好きになるなんて、趣味が随分と悪いわね」

「そうか? 寧ろ、面白みのないぐらい普通の趣味……というか、良い趣味をしているつもりだ。こんなに近くに、綺麗で、お人好しで、可愛い人がいたら、好きになって当たり前だろう?」