大丈夫、積んでる

さうざんどますたーになれなくて

僕が恋したカフカな彼女 / 森晶麿

モテすぎて困っている主人が、初めて振り向かれなかった少女に恋をするお話。

ちょっとした日常の謎的なものがあるけれど、それよりもカフカに関する解釈が面白い。そういう視点で読んだことがなかったので、もう一度カフカを読みたくなります(といっても変身ぐらいしか読んだことないけど)。

また、主人公とヒロインの関係がいいんだ。物語が進むにつれて、意識していく、自覚していく、本当に恋していく姿に、頬が緩むばかり。

よいボーイミーツガールでした。

僕が恋したカフカな彼女 (富士見L文庫)

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