大丈夫、積んでる

さうざんどますたーになれなくて

カドカワ

いまさら翼といわれても / 米澤穂信

古典部シリーズ第六弾の短編集。 日常の謎ものではあるんだけど、より高校生というか、進路のこととかこれから先を思う不安等を描くお話って感じだった。特に表題作の「いまさら翼といわれても」。たしかにタイトル通りで、なんとも言えない気持ちになる。に…

GOSICK GREEN / 桜庭一樹

新大陸に来てからのお話は、とても賑やかだなあ。伝説の銀行強盗との対決やセントラルパークの地図の謎など、複数の依頼をうまい具合にまとめてくれてる。人々の様子とか、セントラルパークの風景とか、いろいろ描写が目に浮かぶのが印象的だった。 印象的と…

蜘蛛ですが、なにか?(4) / 馬場翁

ああ、ようやく違和感の元がはっきりした。やっぱりズレてたのか。年表をこのタイミングで持ってくるとか性格悪言ったらない……べ、別に騙されてないし。 強くなったら、その分強い敵と戦うのはわかるけれど、まさかラスボス的なマザーを相手取るとは思わなか…

蜘蛛ですが、なにか?(3) / 馬場翁

女子高生が異世界に転生したら、蜘蛛になってたというお話の第三弾。 おお、ここにきて面白くなった。特にクラスメイト側というか勇者側。悪意が一気に燃え上がる様がやばい。ちょっと強力すぎるけど。できればもうちょっと策略を巡らせてくれれば、もっと面…

蜘蛛ですが、なにか?(2) / 馬場翁

女子高生が異世界に転生したら、蜘蛛になってたというお話の第二弾。 うーん、若干ワンパターンかなあ。バトルの連続にちょっと食傷気味。レベルやらスキルやらが上がりすぎるのも、ちょっとね。 こうなると蜘蛛側ではなく、同じく異世界転生してきたクラス…

蜘蛛ですが、なにか? / 馬場翁

女子高生が異世界に転生したら、蜘蛛になってたというお話。 面白かった。いわゆるゲームの中のように、レベルやスキルの概念がある異世界だったってことで、ゲーマーだった時の知識を生かして、モンスターだらけの中を生き延びていく展開が痛快。 ちょっと…